チラシで嬉しい悲鳴

こんにちは。チラシ駆け込み寺の稲葉です。
今回は私がチラシ、ひいては販売促進について「本気で」勉強する
キッカケを与えてくださった顧客のことを。


顧客は創業30年の家族経営のうどん店さん。
出前チラシ制作を10年以上にわたり承ってきました。
私が営業担当を引き継いだ時、チラシの仕様はカラーペーパーに料理名・
価格など最低限必要な情報が掲載されているのみでした。


ところが、お話を伺っていると、提供する料理に並々ならぬこだわりを持って
いらっしゃることが分かりました。
みなさん美味しいものを食べることが大好き。
ご自分たちが食べて本当においしいと思うものしかお客様には出せない。
良い食材を使ってのみ出せる味がある、と食材選びは真剣。
黒毛和牛、名古屋コーチン利尻昆布、など。
そういったことが出前チラシには一切書かれていない・・・。
「そんなことは書かなくても食べたら分かる。」とおっしゃるのです。
「普通の方は書かれていないと分からないですよ。それに書かれていたほうが
お客様も納得できますし、書かないともったいないですよ。」といった内容の
ことを一生懸命伝えました。


そして食材へのこだわりなどを盛り込んだ内容を提案し、チラシをリニューアル。
予算の都合上、印刷はカラーペーパーに1色印刷のままで、料理写真も無しでしたが、
リニューアルしたことで「新規のお客様が増えた」と喜んでいただき、
私も嬉しくて、もっともっとお役に立ちたいと思うように。


そして改良を加えながら3年が経ち、写真なしの1色印刷では、
メニューの魅力を伝えきれないことが歯がゆくて
仕方なくなりました。


大手チェーン店とは違い家族経営のお店ですから、チラシ予算には限界が・・。
でも、カラーの写真入りならきっと魅力が伝えられる。
お客様に一大決心をして頂き、カラーチラシ制作が決定。

その完成品が上記の写真です。
料理写真はプロが撮影し、構成・デザインも
見る人の心に訴えかける内容になるよう練りに練りました。


そして完成、配布したチラシの反響は・・・・。
前月・前々月より、
売上・出前件数ともに4割アップした
との嬉しい結果をお知らせいただきました。
忙しくて忙しくて嬉しい悲鳴をあげたとのこと。



もしこのチラシがコケたら申し訳が立たないと、
すごいプレッシャーでした。


結果は大成功で、顧客のお役に立つ喜びを知ることができ
私を信頼し、お任せいただいたことに本当に感謝しています。



もっともっとたくさんのお客様のお役に立ちたいというのは、
偽らざる本心です。

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